サーモンランの基礎の基礎

Splatoon Advent Calendar 2017 一日目の記事。

adventar.org

 

サーモンランでたつじんへ上がれない/たつじん帯で評価が安定しない/伸びない人向け。

意外と書くことがいっぱいあるので、今回は基本の基本として「ブキの役割の認識」について書く。

 

サーモンランでは、原則4種類のブキが事前に公表され、その中からWaveごとにランダムに使用武器が割り当てられる。大抵の場合はシューター(ブラスター)2種、遠距離1種、その他1種である。

 

ブキの性質の把握

 

まずは、それぞれのブキの性質を把握してほしい。サーモンランでは的はほとんど止まっているようなものなので、試し打ちで十分である。

 

  • 一発の威力

  • 連続して撃った場合、何発くらいでインクが切れるか

  • 撃ち切ったあとに、一発撃てるようになるまでのインク回復時間

  • 射程

  • 照準位置に対して弾が当たる範囲

  • 地面への塗り

  • 壁への塗り

  • 動いている的に対するズレ

 

余裕があればあてる練習もしておきたい。オオモノ処理はエイムが命。

これらの情報から、なんとなく以下の集合に分類できる。

 

  • 雑魚の処理ができるブキ

  • 塗れるブキ

  • 高威力長射程ブキ

  • インク管理が難しいブキ

 

例えば、わかばシューターはインク効率がよくて、弾がよくばらけるので多少照準がずれても当たるので雑魚も倒しやすいしよく塗れる。

 

一方で、スプラチャージャーは高威力長射程だが、横移動しながらチャージなしで連打すれば塗れるし、チャージして撃つことでほかのプレイヤーに移動経路を提供できる。一方で弾は照準位置にしかあたらないので、シャケやコジャケの処理が難しい。

 

ダイナモローラーはどちらかというとチャージャーに近い性能を持つブキだが、インク切れを起こすと死を待つばかりになるためインク管理を徹底しないといけない。

 

基本的な性質を抑えた上で、ブキを持てばおのずと役割は判断できると思う。

 

役割認識

 

次に、具体的なシチュエーションを例に、役割について考えてみよう。

オオモノがいない状況で、新しくバクダンがでてきた。気づいたのは自分ともう一人だけである。自分はわかば、もう一人はスプラチャージャーである。さて、どう立ち回るべきだろうか?

 

よくあるのは、チャージャーの前にでて雑魚を倒しながらバクダンに詰めるパターンである。

 

私は、チャージャーの後ろでチャージャー周辺を塗りつつチャージャーによる雑魚を倒す役割をすべきだと考える。

 

何故ならば、今回優先されるべきはチャージャーをバクダンの処理に専念させることが最重要だからである。サーモンランでチャージャーをしているときによくあるのが、ほかのプレイヤーが突っ込んでしまい、雑魚が自分の方向に来て照準が定まらない、ということである。シャケに殴られると照準がずれるし、何度も殴られると死んでしまう。かといって自分で雑魚を処理していると、チャージのタイミングが合わず、照準がずれてしまうかオオモノが無敵モードに移行してしまう。

 

チャージャーが苦手なプレイヤーであっても、落ち着いてあらかじめチャージして照準を合わせるだけの状態にすれば、当てやすくなる。バクダンの処理に失敗したとしても、横~後ろの雑魚を処理しつつ塗ってあれば、避けることができる。ついでにバクダンをイクラコンテナに少しだけでも寄せることができるのでうれしい。

 

野良サーモンランでは、だんだん他人に期待をせず自分でなんとかしようという考えに到達しがちである。わかばでもバクダンの処理ができないことはないので、自分で処理したいと考える気持ちはわかる。しかし、支援に回ることで全体の動きやすさを上げるということができる。動きやすさは生存率の上昇や、イクラ回収数の増加につながるはずだ。

 

また、この例でははわかばとチャージャーで対バクダンとわかりやすい組み合わせであったが、相対的に役割が変わる場合もある。

 

先日は「ダイナモ・スプラチャージャー・プライム・洗濯機」という構成であった。プライムはインク効率が悪く、連続射撃時間が長いとインク切れを起こしやすい。が、ダイナモとチャージャーは細かい塗りができないし、洗濯機だけに任せることはできない。そのため、この構成の中では相対的にプライムは雑魚処理/塗りとしての役割の比重が大きくなる。実際、ダイナモやチャージャーが雑魚にまとわりつかれて動きにくくなることがたびたびあったので、横から雑魚の処理をしたり、塗って逃げ場を作ったりした。

 

まとめ・最後に

 

  • ブキに関して、どれくらい連射できるか、どれくらい塗れるか、どれくらいの範囲にあたるか、くらいは把握しておくこと

  • ブキ構成から求められるであろう役割を把握すること

  • シチュエーションから役割を把握すること

  • より雑魚の処理ができるブキは、雑魚の処理ができないブキのサポートに回るべき場合もある。

 

ブキと性質の把握は基本の基本だと思っていたが、役割の把握は細かいところだと「生存するための行動」が必要になるのでうまくまとまらなかった。余裕があったら書き直す。

サーモンランの戦術(?)に関してはほかにも書く。